あらすじ
エンタープライズは休暇のためにプルマンティー3号星に来ていた。しかし、バルカンと接触のある連邦非加盟の惑星テザーに問題が起きる。バルカンはテザーの危機のため、連邦設立前にテザーと接触して、放射能発電設備を提供していたのであるが、その設備が破損し、テザーに危機が迫っていたのである。
テザーを救う必要はあるが、連邦が非接触の惑星を助けることは連邦の誓いに反する。そのため、エンタープライズのクルーでパイク、ラアン、ウフーラ、チャペルが血清でバルカン人になってテザーの危機を救うことになった。スポックと共にテザーに向かった4人はあっという間にテザーの危機を救ってしまった。
エンタープライズに戻った4人に血清を打つが、4人はバルカン人から戻れなかった。バルカン人になったチャペルはものすごい能力で血清の研究に打ち込むが、4人は検討の結果、完全ではない地球人に戻らずにバルカン人として生きることを決意する。
バルカン人のままの4人は、明らかに周囲に混乱を巻き起こしていた。パイクは47分シフトを強行するし、ラアンとパイクはロミュランの企みを考えるし、ウフーラはベトを誘うし、チャペルはコービーをふってしまう。パイクは仕事に復帰しようとするバテルの邪魔をしてしまう。
困り果てたウーナやスポックたちは密かに集まって討議し、4人を地球人に戻すことを検討する。そのためには4人が持っているカトラに語りかけることが必要であった。だが、頼りのスポックはカトラに語りかける術を知らなかった。
そこで、ウーナはあまり会いたくない元彼であったバルカン人のダグと再会することにする。ダグならばスポックにカトラに語りかける術を教えられるという判断である。しかし、ダグと会ったウーナはどうも話をうまく進められない。そこでスポック一人がダグを説得してカトラに話しかける術を学ぶことになる。
感想
今回のエピソードは、一見危機に陥った惑星テザーを救うパイクたちの活躍の話かと思ったら、テザーを救うためにバルカン人に変身したものの、バルカン人の思考が合理的だという判断でバルカン人から地球人に戻ることを拒否してしまったパイクたちが巻き起こす混乱を、コメディタッチで描いたギャグな話である。バルカン人の習性が明らかにされるので、結構面白い。
バルカン人に変身したのはパイクの他にはラアン、ウフーラ、チャペルの合計4人だが、彼らが巻き起こす騒動の数々は、残されたウーナやスポック、バテル、カークにとってみればいい迷惑である。特にラアンの行動はかなり危ない領域に入っていて、それを阻止すべく動くカークとスコットのコンビは面白い。凸凹コンビである。
仕事に復帰したいバテル艦長の邪魔をするのはパイクであり、それがバテルを怒らせる要因になっているのだが、ラストは丸く収まるのは結果オーライである。
それと意外だったのは、パイクたちをバルカン人から戻すためにウーナの元彼であるダグというバルカン人の力を借りる必要があるということで、スポックがダグと交渉する展開になっている。その交渉の描写は物語本編ではなく、エンドクレジット後のポストクレジットで描かれるというのも面白い設定である。ウーナも色々な過去を持っているようで、徐々にそう言った場面が描かれるのは面白い。
シーズン3も終盤に入ってきたが、最近では5.1chサラウンドを安定して提供しているので、物語の盛り上がりに貢献していて、楽しく見ることができる。
コメント