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北村浩子著「日本語教師、外国人に日本語を学ぶ」小学館新書

本書は、日本語教師である北村浩子さんが、日本語堪能な外国人9人に対し、「日本はいい国です」といった評価を抜きにして、彼らがどのように日本語を習得していったのか、母国語と日本語の違い、国民性の違いなどについてインタビューを行い、その記録をまと...

雨宮処凛著「死なないノウハウ」光文社新書

雨宮処凛という存在を知ったのは、「マガジン9」という憲法9条を大切にすることをコンセプトに運営されているサイトで、彼女の連載記事を読み始めたことがきっかけである。そもそも「マガジン9」の存在を知ったのは、昨年の春、映画監督の三上智恵が『戦雲...

選挙ウォッチャーちだい著「『NHKから国民を守る党』とは何だったのか?」新評論を読んで

先週、選挙ウォッチャーちだい氏の著書を購入したことについて書いた。その際、名誉毀損を避けるために曖昧な表現を用いざるを得なかったが、本の感想を書く以上、内容に踏み込まなければならない。購入したのは『「NHKから国民を守る党」とは何だったのか...

藤井誠二著「沖縄では海を見ない 「内地」との二拠点生活日記 3」論創社

ノンフィクションライター藤井誠二さんが沖縄での生活を綴った日記シリーズ第3弾が、この『沖縄では海を見ない 「内地」との二拠点生活日記 3』である。前2作がインターネットに投稿された日記記事をベースに書籍化されたのに対し、今作はインターネット...

山崎雅弘著「底が抜けた国 自浄能力を失った日本は再生できるのか?」朝日新書

先日、文化放送をradikoで聴いていた際、番組に山崎雅弘さんがゲスト出演されていた。興味深い話が多く、そこで紹介されていた彼の著書「底が抜けた国」を読もうと決意した。山崎雅弘さんは、僕のX(旧Twitter)のタイムラインでも頻繁に目にす...

仲村清司著「ほんとうは怖い沖縄」新潮文庫

僕は沖縄にハマっている人なので、沖縄関連の書籍は結構保有している。横浜に引っ越しした時にも、買った書籍は全て荷物に詰め込んで持ってきていた。買った書籍は本棚を買い求めて、寝室に設置したのだが、ふと本棚の「ほんとうは怖い沖縄」を手に取って、パ...

外間守善著「私の沖縄戦記 前田高地・六十年目の証言」角川ソフィア文庫

沖縄で活躍する映像クリエイターの當間早志さんが、Xで「沖縄戦のことを書いた本で、一番理解できるのはこの本だと思う」という趣旨の書き込みをしていたのが、この外間守善著「私の沖縄戦記 前田高地・六十年目の証言」である。當間早志さんのXをフォロー...

沖縄オバァ研究会・編「沖縄オバァ烈伝」双葉文庫

今から20年ぐらい前の沖縄ブームの際に刊行された沖縄関連書籍の中で、沖縄で暮らすオバァの生態について面白おかしく書き綴った書籍が、この「沖縄オバァ烈伝」である。20年前の刊行だから、かなり時代背景は古いのだが、2024年の春になって、読者か...

森永卓郎著「書いてはいけない 日本経済墜落の真相」三五館シンシャ

この本を購入して読んでみようと思ったのは、恐らくYahoo!ニュースで、この本の一部が公開されて、それを読んだことに起因していると思う。その記事では、日本航空123便の墜落事件の真相が概略で書かれたいたように思う。その記事を読んで、僕自身が...

松尾潔著「おれの歌を止めるな ジャニーズ問題とエンターテインメントの未来」講談社

音楽プロデューサーとして名声を築いている松尾潔氏が、ジャニー喜多川の性加害問題や、その他のコラムについて一冊の本にまとめたものが、この「おれの歌を止めるな ジャニーズ問題とエンターテインメントの未来」である。基本的には、日刊ゲンダイ連載の「...
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