菅野完他著「兵庫県政問題 言論編 壊れゆく社会」花伝社を読んでの感想

ゴールデンウィークあたりから、断続して兵庫県政問題について書かれた書籍を読んでいる。当然、兵庫県知事、斎藤元彦の問題点を認識しているつもりだし、斎藤元彦の何が問題なのかは自分なりにわかっていると思っていた。だが、この「兵庫県政問題 言論編 ...

藤井誠二著「沖縄で「沖縄」を考える日乗 「内地」との二拠点生活日記 4」論創社

ノンフィクションライターの藤井誠二さんの沖縄での生活や仕事を綴った「二拠点生活日記」シリーズもついに第4弾である。今回は、作品の多くを新里堅進さんとのコラボで書き綴った凶器の本、「ソウル・サーチン」制作の過程を包み隠さず描いているのが特徴で...

ウラジーミル・ナボコフ著「ロリータ」新潮文庫を読んでの感想

1955年に出版されたウラジーミル・ナボコフの大問題作が、この「ロリータ」である。1962年にスタンリー・キューブリックが、1997年にエイドリアン・ラインが監督して映画化されたことでも知られている。「ロリータ・コンプレックス」=「ロリコン...

リサ・ジェノヴァ著「アリスのままで」キノブックスを読んでの感想

先日、映画「アリスのままで」を見て、心に残る何かがあった。この映画は2014年に制作されたもので、ジュリアン・ムーアが演じるアリスという女性が若年性アルツハイマー病に冒されてしまい、次第に記憶を失っていくという話である。自分の母も生涯の最後...

笠原十九司著「南京事件 新版」岩波新書を読んでの感想

近代史を学んだことがあるならば、「南京大虐殺」について目にしたことはあると思う。僕も大日本帝国軍が中国人を虐殺したという話は知っていた。ただ、大日本帝国軍が何人の中国人を虐殺したのかについては、よくわからなかった。中国が過大に虐殺された人々...

菅野完他著「陰謀論と排外主義〜分断社会を読み解く7つの視点〜」扶桑社新書を読んでの感想

この本が出版されると知ったのは、執筆者の一人である選挙ウォッチャーちだい氏の告知によるものである。タイトルでは執筆陣は菅野完氏を代表したのだが、これは本書の後書きを菅野完氏が記していることによる。実際の執筆者は黒猫ドラネコ、山崎リュウキチ、...

ジョージ・タケイ著/ミシェル・リー絵/北丸雄二訳「ぼくらの自由がうばわれる時 第二次世界大戦の日系アメリカ人の物語」サウザンブックス社を読んでの感想

昨日、新宿の紀伊国屋書店新宿本店に行ったのは、スター・トレックでお馴染みの俳優、ジョージ・タケイさんの新刊「ぼくらの自由がうばわれる時 第二次世界大戦の日系アメリカ人の物語」が日本語翻訳されて刊行されるので、その刊行記念としてジョージ・タケ...

山崎雅弘著「ウソが勝者となる時代」祥伝社新書を読んでの感想

僕が山崎雅弘さんの著書を読むのは2025年の春に読んだ「底が抜けた国」に続いて2冊目である。今回は、「ウソと言いがかり」をつける人々や歴史上の事件を題材にしながら、なぜ、そのようなことになるのか、対処法はあるのかに着いて詳しく書かれている。...

望月衣遡子著「ブレない人」講談社を読んでの感想

2025年8月下旬に刊行されたのが、望月衣塑子さん初の自叙伝「ブレない人」である。前に記事に書いたが、僕はこの本をLOFT9 Shibuyaで開催された「望月衣塑子ナイト」での即売&サイン会で手に入れている。「望月衣塑子ナイト」は8月28日...

新里堅進、藤井誠二、安東崇史「ソウル・サーチン」リイド社

僕がこの本の刊行を知ったのは、沖縄と東京の二拠点生活を続け、沖縄に関する書籍も多数出している藤井誠二さんの新しいノンフィクション書籍として、「ソウル・サーチン」が出ると聞いたからである。しかし、それだけが購入し、読む理由になっているのではな...
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