山崎雅弘著「ウソが勝者となる時代」祥伝社新書を読んでの感想

僕が山崎雅弘さんの著書を読むのは2025年の春に読んだ「底が抜けた国」に続いて2冊目である。今回は、「ウソと言いがかり」をつける人々や歴史上の事件を題材にしながら、なぜ、そのようなことになるのか、対処法はあるのかに着いて詳しく書かれている。...

望月衣遡子著「ブレない人」講談社を読んでの感想

2025年8月下旬に刊行されたのが、望月衣塑子さん初の自叙伝「ブレない人」である。前に記事に書いたが、僕はこの本をLOFT9 Shibuyaで開催された「望月衣塑子ナイト」での即売&サイン会で手に入れている。「望月衣塑子ナイト」は8月28日...

新里堅進、藤井誠二、安東崇史「ソウル・サーチン」リイド社

僕がこの本の刊行を知ったのは、沖縄と東京の二拠点生活を続け、沖縄に関する書籍も多数出している藤井誠二さんの新しいノンフィクション書籍として、「ソウル・サーチン」が出ると聞いたからである。しかし、それだけが購入し、読む理由になっているのではな...

望月衣塑子著「新聞記者」角川新書

ネットニュースやSNSなどで騒がれているジャーナリストといえば、望月衣塑子さんが群を抜いていると思う。僕も最初、ジャニーズ性加害の問題で記者会見を開いた時の彼女の追及には唖然とした記憶がある。しかし、その後のYouTubeのArc Time...

仲村清司著「日本一ややこしい京都人と沖縄人の腹の内」光文社新書

このブログでも度々取り上げているが、沖縄病にかかっている僕は、沖縄に在住して、沖縄を紹介し続けたブームの火付け役の一人である仲村清司氏の書籍を読み、その感想を書いてきた。しかし、その仲村清司氏は、2016年に新書で「消えゆく沖縄」という本を...

北村浩子著「日本語教師、外国人に日本語を学ぶ」小学館新書

本書は、日本語教師である北村浩子さんが、日本語堪能な外国人9人に対し、「日本はいい国です」といった評価を抜きにして、彼らがどのように日本語を習得していったのか、母国語と日本語の違い、国民性の違いなどについてインタビューを行い、その記録をまと...

雨宮処凛著「死なないノウハウ」光文社新書

雨宮処凛という存在を知ったのは、「マガジン9」という憲法9条を大切にすることをコンセプトに運営されているサイトで、彼女の連載記事を読み始めたことがきっかけである。そもそも「マガジン9」の存在を知ったのは、昨年の春、映画監督の三上智恵が『戦雲...

選挙ウォッチャーちだい著「『NHKから国民を守る党』とは何だったのか?」新評論を読んで

先週、選挙ウォッチャーちだい氏の著書を購入したことについて書いた。その際、名誉毀損を避けるために曖昧な表現を用いざるを得なかったが、本の感想を書く以上、内容に踏み込まなければならない。購入したのは『「NHKから国民を守る党」とは何だったのか...

藤井誠二著「沖縄では海を見ない 「内地」との二拠点生活日記 3」論創社

ノンフィクションライター藤井誠二さんが沖縄での生活を綴った日記シリーズ第3弾が、この『沖縄では海を見ない 「内地」との二拠点生活日記 3』である。前2作がインターネットに投稿された日記記事をベースに書籍化されたのに対し、今作はインターネット...

山崎雅弘著「底が抜けた国 自浄能力を失った日本は再生できるのか?」朝日新書

先日、文化放送をradikoで聴いていた際、番組に山崎雅弘さんがゲスト出演されていた。興味深い話が多く、そこで紹介されていた彼の著書「底が抜けた国」を読もうと決意した。山崎雅弘さんは、僕のX(旧Twitter)のタイムラインでも頻繁に目にす...
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