あらすじ
連邦の領域で航路を閉鎖していたパクレド人と交渉するために、フリーマン艦長はパクレドの故郷で和平交渉を行う。しかし、パクレド人はフリーマン艦長をジェインウェイ艦長と勘違いし、しかも亡命したパクレド人がセリトスにいたことから、和平交渉は頓挫する。その頃、ローワーデッキでは、セリトスの異常物質を回収する任務が与えられていた。いつかは艦隊士官になるという目標を持つ赤シャツクラブのメンバーは、ライカーの元で任務をこなしたボイムラーに目をつけ、彼を仲間に引き摺り込む。マリナーたち残ったメンバーは異常物質の回収を行うが、散々な目に遭う。
感想
今回のエピソードは、パクレド人との和平交渉に臨むフリーマン艦長の話と、セリトスの異常物質を回収するマリナー、ラザフォード、テンディの話、そして艦長を目指す赤シャツクラブに参加したボイムラーの活躍を描いたものになっており、それぞれが爆笑物の展開になっている。パクレド人はセリトスに亡命したパクレド人がいたことから和平交渉は頓挫するが、亡命パクレド人はあからさまにセリトスの秘密を探るスパイで、誰が見ても「そのスパイ態度じゃ秘密は盗めないだろう」というギャグになっている。異常物質を回収するマリナーたちの災難は、大騒動に発展し、実はその任務はテンディが仕組んだものになっているのが、ポイントである。そして、艦長の座を狙う赤シャツクラブの面々とボイムラーの姿勢に温度差があるのは、ある意味ボイムラーらしい展開になっていると思う。ラストでまさかのアルマスが登場するのも、面白い。
コメント