あらすじ
2012年のニューヨークでアベンジャーズに捕まったロキは、偶然四次元キューブを手に入れ、アベンジャーズから逃げ出す。逃げた先はゴビ砂漠だった。しかし、ロキはTVAと呼ばれる時間管理局の人間に捕まる。TVAは正しい時間の流れを管理していて、それを破った生命体を捉えて裁判にかける仕事をしていた。ロキも例外ではなく、リセットの刑に処せられることになるが、メビウスという分析官がロキに興味を持ち、身柄を預かることになる。メビウスは、ロキに過去から未来の話をして、ロキに仕事の協力をさせようとする。しかし、どんな目にあっても懲りないロキは、なんとかTVAから脱出を図る。しかし、それには失敗した。メビウスは正しい時間を乱す者であるロキを始末すべく、目の前にいるロキに協力させようとする。
感想
マーベル・シネマティック・ユニバースのDisney+の第3作目が、この「ロキ」である。映画を見ている人にはわかる、「ソー」の弟であり、裏切りをよくやる王子として、隠れた人気を誇っているロキを主人公にしたのが、この「ロキ」である。話は「アベンジャーズ/エンドゲーム」の2012年のニューヨークでの四次元キューブ回収の時に、ロキが四次元キューブを手にして時間の狭間に消えたところから物語は始まる。消えた先はゴビ砂漠だったが、時間管理局TVAの兵士によって捕まって裁判を受けることになるところから、ロキの一生を回想し、時間の流れを乱す者、ロキを捕まえるために同じロキを利用しようとするメビウスという分析官がロキの前に立ちはだかる。まだ第一話なので、物語がどう転ぶか判別し難いが、今後面白くなりそうな展開ではある。画面もシネスコサイズからビスタ、アカデミーサイズとバラエティに飛んだアスペクト比で構成されていて、面白い。この「ロキ」から水曜の16時配信とちょっと見づらくなったが、来週も楽しみである。
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