機動戦士ガンダムZZ 第14話「幻のコロニー(前)」

あらすじ

ラビアン・ローズで修理・補給を受けていたアーガマだったが、物資が圧倒的に不足していた。そのアーガマと、ラビアン・ローズは独立主義を貫いているムウ・ムーンという主義のコロニーに入港することになる。そこでは、モビルスーツが巨人と崇められ、モビルスーツの破壊をムウ・ムーンに指示される。ジュドー達は、ガンダムZZを分離させることで、モビルスーツを破壊したことにカモフラージュした。そして、コロニー内に入ったジュドーは、エンドラのキャラに出会う。そのエンドラもムウ・ムーンのコロニー内に侵入していた。彼らもムウ・ムーンの主義に従っていたが、キャラが行方不明になったと勘違いして、捕虜のリィナをモビルスーツに結びつけ、コロニー内に潜入する。その事実を知ったジュドーは、なんとかZZを起動させ、キャラと、一騎打ちの戦いになる。

感想

ギャグ的内容があまりなく、静かに勢力を温存させているムウ・ムーンという主義の団体とアーガマ、エンドラそれぞれの考え方の違いが明確になるストーリーの前編。エンドラは、事を有利に運ぼうと、コロニー内にモビルスーツを配置してしまうが、アーガマは、ガンダムZZだけが出撃するという展開に、両者の違いを明確にしている。リィナがまた、人質として利用されるが、ジュドー達を裏切ったビーチャとモンドがさすがに立場を躊躇っているのも、納得できる話ではある。この話も、続編に続くので、まだ、話は終わりではないが、ジュドーとキャラの絡み合いが後々影響を及ぼしそうである。

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