今日のニュースで、「そうなったか」と思ったのが、ロボット掃除機のルンバでお馴染みのiRobot社が、連邦破産法11条の適用申請をしたということである。
iRobot社は近年売り上げの低迷に苦しみ、中国の会社に支配権を譲渡する方向で話していたという。
僕は福岡にいた頃にはルンバを買って使っていたこともある。今、調べたら2018年のことのようである。単に僕が部屋の掃除をするのが面倒に思ったので、ロボット掃除機であるルンバを買って使えば、部屋の掃除が楽になる、という安直な発想で買った。リンク先の記事を見ると、ヨドバシカメラの福袋に外れたので、Amazonで買ったようである。
ただ、ルンバは僕にとっては使いづらかった。福岡の社宅は1Kだし段差もないから手軽にルンバが掃除してくれると思っていたのだが、狭い部屋に色々なものを詰め込んでいたために、ルンバが正常に掃除をすることはできず、部屋が綺麗にならなかった。床に置いてある品物が多すぎて、ルンバがまともに動けなかったというのが実態である。結局、自分で普通の掃除機で掃除したほうが早い、ということで、ルンバの使用は諦めて、普通の掃除機に戻した経緯はある。
また、ルンバのダストボックスに溜まる埃や髪の毛の掃除も面倒くさかった。まともに掃除できていないのに、埃や髪の毛などはかなり溜まるのであるが、それを除去するのにも一苦労した記憶がある。
横浜に住まいを移して、横浜の住まいは3LDKなのでルンバが使えるかも、とは思ったが、部屋と廊下を繋ぐところは古いマンションなので段差があり、やはりルンバは使えないと判断して、今だに普通の掃除機で部屋の掃除を週一回している。
考えるに、ロボット掃除機は部屋が広かったり、段差がなかったり、物を持っていなくて部屋がガラガラな状態でないと、あまり有効には使えないと思う。要はアメリカナイズされた家じゃないとダメということがわかったのであるが、ルンバが話題になった後、どこの家電会社もロボット掃除機を発売してしまったので、ルンバの立ち位置が微妙になった感もある。
僕自身はもうロボット掃除機は買う気はない。ただ、普通の掃除機も電源コンセントにいちいち刺すのは面倒臭いと思っているので、そのうちに何か考えたいとは思っている。
