映画「シャイン」をオーストラリア輸入盤Blu-rayで見た雑記

レビューの詳細は、『シャイン』Blu-ray(輸入盤 AU)レビュー|支配から解放された瞬間、ピアノは“鎖”から“救い”へ変わる。実在ピアニストの半生を描く魂の伝記ドラマ【SDR / dts-HD MA】を参照いただきたい。

「シャイン」はかつてThe Criterion Collectionからレーザーディスクとしてリリースされた作品である。そのThe Criterion Collectionのレーザーディスクは廃棄されなかったので、まだ手元にある。レーザーディスクプレイヤーも持っていて、一応動くのでレーザーディスクで見ることも可能だが、やはりBlu-ray以上の画質、音質で見たいと思っていた。

レーザーディスクを所有していたため、DVDもBlu-rayも買わないでいたのだが、2年ほど前に楽天市場でオーストラリア版のBlu-rayが売られていたので、試しに買っていた。そして、2026年1月20日にアメリカで4K UHD Blu-rayがリリースされるとのことで買おうか買わないか迷っていたこともあり、所有済みのこのオーストラリア版Blu-rayを今日視聴した次第である。

レーザーディスク視聴時には、主役のデヴィッド・ヘルフゴットの喋るスピードが精神障害のために異常に早口で、クローズド・キャプションで英語字幕を表示させていてもストーリーに追いつくのには大変な思いをしていた。レーザーディスク視聴以降はこの映画を見ることもなく過ぎていったのだが、30年を経過した今日、改めて見ると、ここ1年ほど仕事で英語を使う機会が増したために英語の理解力が増大していて、デヴィッドの早口英語も英語字幕を表示させればついていくことも不可能ではなかった。

レーザーディスクの時は、リコールされている。僕が聞いた話では、最初にプレスしたレーザーディスクを監督のスコット・ヒックスがチェックしたところ、監督の意図した色調が出ていなかった、ということでリコールになり、再販売されているとのことであるが、当時の輸入盤レーザーディスク販売店がこのリコールに対応していたのかどうかは知らない。僕が付き合っていた販売店は注文したレーザーディスクの出荷をやめて再販売品を入荷して発送したと言っていた。

そんな記憶があるので、今回視聴したオーストラリア版Blu-rayも色調をチェックしていたのだが、レーザーディスクの雰囲気は持ったまま、HDの解像度とSDRの色調にアップグレードした感じを受けている。映画そのものがオーストラリア映画なので、監督が意図した色調に近いはずである。

音響はDTS-HD MA 5.1chなので、劇場公開時やレーザーディスク時のDolby Digital 5.1chに比べるとロスレス音声に変わり、音質は向上している。デヴィッドが演奏するピアノの響きがとても心地よい。

今後、4K UHD Blu-ray版の「シャイン」を買うかどうかは決めていないが、レーザーディスクで視聴して印象に残った作品をBlu-ray以降のハイクオリティメディアで買い直す、という目的では少なくとも今日視聴したオーストラリア版Blu-rayでも不満はないし、むしろ改めていい映画を見たな、という印象が強い。リージョン制限もA,B,C全部対応しているので、コレクションの価値があるのではないかと思う。

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