レビューの詳細は、クロール -凶暴領域-(4K UHD/iTunes Movies)/Apple TVで観た映画のレビューを参照のこと。実は輸入盤Blu-rayを購入済みでまだ未見だったこの「クロール -凶暴領域-」だが、先週の水曜日から今週の火曜日まで、iTunes Moviesで509円のバーゲンセールで販売していたので、買ってしまい、Apple TV 4K版の方を鑑賞してしまった。アメリカではBlu-ray止まりの規格だが、iTunes Moviesが4K/DOLBY VISIONの規格と、スペック上高画質が期待されたのと、価格が安いという点に惹かれて購入し、鑑賞をした。この手のパニック映画は主人公に共感できるかだが、それはそこそこできる状態ではある。でも、主人公に襲いかかるワニという脅威があまり恐怖感を感じさせないので、緊迫度が若干スポイルされている気がする。画質は、流石に映画自体のマスターデータが4Kなのもあって、高画質である。舞台が家の地下室がメインということもあって、暗いシーンが多いのだが、その辺の描き分けがよくできている。音響はDOLBY DIGITAL 5.1chとちょっと寂しい仕様だが、VictorのEXOFIELD THEATERで鑑賞すると、擬似的に頭上にも音が回るようになっていて、ハリケーンの雨の降り方や、雷の鳴り方などにイマーシヴ感を感じる。傑作というわけではなく、ちょっとしたスリラー映画だが、509円なら損はないかなといったところである。
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