あらすじ
ボイムラー、マリナー、ラザフォード、テンディの4人は、異星人に囚われる。そして、セリトス号の上級士官は捕まっていて、彼らがある時点で何を行なったかの証言を要求される。4人は順番にある時点の話を始めるが、異星人の求める内容ではなく、別の視点での話だった。マリナー、ラザフォード、テンディの発言により、セリトスが中立地帯に入り込み、ロミュランからある荷物を奪い返したことまでわかるが、その荷物の中身までは知らなかった。そのため、罰としてウツボの入った水槽に落とされる。残ったボイムラーは、「上官のやることは下士官に共有されないので、知らない」と答える。そして、その裁判の真実が明らかになる。
感想
物語は、セリトス号がロミュランとの中立地帯を超えてロミュラスに潜入し、ある品物を奪い返してくるのだが、その品物をめぐっての裁判がメインの話になっている。だが、コメディである「ロワー・デックス」では、その裁判自体がギャグと化している。なので話がなかなか進まない。それが面白いとも言えるのだが。最後に残ったボイムラーの発言により、その裁判の真相が明らかになるのだが、予想外の展開に唖然とする。このエピソードにはなぜかQも登場するが、Qを演じているのはジョン・デ・ランシーその人なので、ちゃんとスター・トレック・ユニバースの広がり感はある。
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