新しい元素を発見したヴォイジャーは、小惑星に探査に向うのだが、そこで亜空間の穴を通じてキム少尉が別の惑星に転送されてしまう。一方ヴォイジャーには別の惑星から送られてきた死体を抱え、キムの行方を捜査することになる。送られてきた死体を蘇生させたヴォイジャーだったが、彼女は信じていた来世がないことに絶望をし、ショックを受ける。
死をテーマにした意欲作だと思う。誰もが人間が死んだら死後の世界がどうなるのか、疑問にもっていると思うが、それを別の異星人の死生観を持って描いたのは秀逸だと思う。今回の異星人では、来世の世界では別の肉体を持って現世での肉親と再会できるという感覚を持っているが、これは人間にも当てはまりそうである。脚本が、プロデューサーのブランノン・ブラーガなので、ひねりが効いていると思う。
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