以前、ネットで「NIAGARA TRIANGLE Vol.2」のSACD盤が発売されると聴いて、ネットショップで予約していた。それをすっかり忘れていて、先日、クレジットカードの明細を見ていたら、記憶にない物の購入明細が上がっていて、「これ、なんだったっけ?」と気になって調べた末、「そういえば、NIAGARA TRIANGLE Vol.2のSACDを注文したんだった」と思い出す始末である。
その「NIAGARA TRIANGLE Vol.2」の40周年記念盤として、今回のSACD盤はリリースされて、今日、家に届いたわけである。SACDとは何かというと、ハイレゾを再生できるCDで専用プレイヤーがないと、再生できないのである。僕はたまたまSONYの4K UHD Blu-ray Playerを持っていて、そのプレイヤーがSACDの再生も可能という特徴を持っていたのである。
最近は、新型コロナウイルスの影響でマンションの隣人も神経質になっていて、スピーカーで音楽を聴くとクレームがつけられるため、ヘッドフォンで音楽を聴くしかなかったのだが、今回のSACDはハイレゾ音声なので、ヘッドフォンではなく、アンプとスピーカーでハイレゾを堪能したいと思い、迷惑のかからなそうな昼に聞いてみた。土日の昼だとクレームつけられそうだが、平日の昼間ならば隣人は出掛けている可能性が高いので、クレームつけられないだろうと思いながら聞いていた。
その聞いた感想だが、SACDによるハイレゾ音声トラックによる音質はまろやかで、CDのような刺々しさがない。「NIAGARA TRIANGLE Vol.2 40th Anniversary Emotion Vox」だとBlu-ray Audioでハイレゾ音声再生をしているが、それと同等の高音質を誇っていると言える。一応生産限定盤なためか、シリアルナンバーのシールがパッケージに貼られていて、「これは世界に一つしかないSACDなんだよ」という主張が見えていて、気分が良い。
流石に佐野元春ファンの中でもこのSACDを買う人はいないと思うが、SACDの再生環境をもし、持っていたら買って聴く価値はあるとは思う。
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