スター・トレック:ローワー・デッキ シーズン3 エピソード4「機関部を休ませろ!」(Amazon Prime Video)

あらすじ

セリトスの艦長がミヌーキーと呼ばれる仮面を身につけてしまったために、セリトスの半分は古代遺跡に覆われてしまった。セリトスの機関部員は1週間ぶっ続けで遺跡から元の状態に戻したが、そのために疲労が溜まっており、ストレスもマックス状態になっていた。それを見た艦長はダヴと呼ばれるストレス解消施設に機関部員を連れて行き、機関部員のストレス発散を目論む。しかし、そのダヴの施設を持ってしても、機関部員のストレスは発散されなかった。というのも機関部員はダヴの施設を性からいじってしまい、それに囚われていたからである。それを知った艦長のストレスがマックスになり、ダヴでは緊急治療を開始するが、艦長のストレスは解消されなかった。その頃、セリトスでは上級士官に与えられる個室の使用権をめぐって抽選が行われることになったが、その抽選をチートしようとデルタシフトのメンバーが企んでいることをテンディが知ってしまう。その話を聞いたマリナーとボイムラーは、デルタシフトを出し抜いて自分達が個室を使えるようにするよう、逆にチートを企むが、その抽選を行うコンピューター端末にデルタシフトたちよりも先に着くには、セリトスの地図にない通路を通過する必要があり、マリナーたちの企みは困難を極める。

感想

今回のエピソードも、ギャグがいっぱいだったが、古代遺跡に覆われてしまったセリトスを元に戻すために1週間ぶっ続けで仕事をしていた機関部員たちがストレスマックスになり、それを解消するためにストレス解消施設であるダヴというところでストレス解消を図るが、実はそこでも機関部員は己の性からダヴの施設を改装してしまうというギャグは、笑える展開である。その為にセリトスの艦長自身がストレスマックスになり、ダヴの施設を持ってしてもストレス解消できないというのは、予想だにしない展開で、どうオチをつけるかという興味が湧いてくる。それを解消したのがやはり機関部員たちのアイデアだったのも、いいオチだったと思う。一方で上級士官が使える個室の使用権をめぐるデルタシフトと、マリナー、ボイムラー、テンディたちとの抽選会をチートする戦いは、セリトスがなんか秘境のような状態になっていて、これまた意外性がある。この結末も結構笑えるオチで、面白かったと言える。「スター・トレック:ローワー・デッキ」はコメディ展開のエピソードが満載であるが、毎回よく考えられているストーリーなので、見ていて楽しい。

コメント

タイトルとURLをコピーしました