Xのコミュニティノートが鬱陶しい

去年の夏あたりから、Xを使っていて誰かが投稿したポストの内容を読んで、「いいね」か「リポスト」をすると、時々「あなたが返信、いいね、またはリポストしたポストに、他のユーザーがコミュニティノートを追加しました」という通知がつくようになった。

最初はそんなでもなかったのだが、最近は何かしらの意見に対して「いいね」か「リポスト」をすると、このコミュニティノートが追加されたという通知が来て鬱陶しいし、なんか自分の見解を批判されているかのような気がしてきた。

そのせいで、気軽に「いいね」や「リポスト」しづらい状況になってきたのだが、今日、気になってXの「コミュニティノート」とはなんなのかを改めて調べてみた。スタートしたのが昨年夏なので、その時に何らかのアナウンスはあったと思うのだが、気にもしていなかったので、仕組みがよく分かっていなかったのである。

調べると、まずコミュニティノートは、最初の投稿者のポストに対しての補足記事であるという点であり、「いいね」や「リポスト」した人の意見に対して何かを言っているわけではない、ということである。最初の投稿者に対して批判的意見を言っている場合は多々あるが、あくまで投稿者に対するアクションであり、「いいね」や「リポスト」した人に対する意見提起ではない、というのが実情である。

本来は、コミュニティノートは、荒れがちなSNSで中立的な意見を補足する機能として実装されているようだが、Xの場合、コミュニティノートを書ける人が中立的かというと怪しい部分は結構ある。色々調べた限りでは、どうも意見の対立でリプライを飛ばそうとして相手にブロックされるので、コミュニティノートを使って、自分の意見を相手や相手の意見に同意する人に対して主張したい場合に使うようである。

困ったことにXの仕様上、コミュニティノートは書いてすぐに投稿ポストに反映されるわけではない。コミュニティノートを執筆できる権利を持った人たちの間で確認作業をしてから、ようやくポストに反映できるようなので、実はポストの内容が広まってしまった後にコミュニティノートで意見提起しても、ポストを見た人たちに対して考えを改めさせるタイミングは外れている。なので、意味があるようで大してないかもしれない。

そう言った事実を知ってくると、コミュニティノートが追加されたという通知の本質はわかってくるのだが、鬱陶しいことには変わりない。コミュニティノートが追加されるポストは、多くの人に閲覧されるポストであることが多いので、後追いで補正したいのだろうが、手遅れであるような気がする。中にはデマの拡散を防いだ例もあるようだが、僕の「リポスト」している投稿は、僕自身考えて「リポスト」しているので、お節介だな、とは思っている。

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