ウェンズデー シーズン2 エピソード4「声なき闇」(4K UHD/DOLBY VISION/DOLBY ATMOS/Netflix)

あらすじ

ウェンズデーは、ガルピンの残していったのけ者の死亡記事を調査していた。のけ者はウィローヒルに収監されて、殺されていた。そのため、ウェンズデーはウィローヒルに潜入するため、祖母の助けを借りようとする。祖母はウェンズデーにヒントを与える。

ウェンズデーはウィローヒルに叔父であるフェスターを送り込むことにする。しかし、カラスがウィローヒルで死んだのけ者の記事を奪い取ってしまう。

ウィローヒルでは逮捕されたタイラーを救出しようと母が精神科医に掛け合うが、タイラーは母を恨んでいて、化け物に変身して母を殺そうとする。

フェスターはウェンズデーの望み通りにウィローヒルに潜入する。そこで、ロイスという名前を探すことになる。

一方、ネヴァーモア学園ではカラスの大群がウェンズデーたちに襲いかかる。カラスの一羽がハンドを連れ去ろうとするが、学園長の働きとイーニッドの働きによりハンドは取り戻される。

ウェンズデーはウィローヒルに潜入して、フェスターと合流するのだが、ロイスという名前を探していて、予想外の事実に出くわす。それは悪夢の始まりだった。

感想

シーズン2前半の最終回とも言える本エピソードは、後半4話への伏線を貼りつつも、いくつかの謎は解決してしまうところが区切りの良い展開になっている。ウェンズデーを悩ましていたカラス使いの謎も解けるし、ガルピンが収集していたのけ者の死亡記事の真相も明らかになるしで、前半の謎はある程度は解明してしまっているのではないかと思う。しかし、このエピソード4で次の謎が提示されてしまったので、後半も気になるようになっている。

このエピソードでは、ウェンズテーの祖母や叔父が登場し、それぞれアクの強い存在感を発揮して、活躍するところが見どころである。ウェンズデーの祖母と母とのやりとりも緊迫感があるし、アダムス・ファミリーが一枚岩ではないことがよくわかる展開になっている。

そして、シーズン1の真犯人だったタイラーが精神病院から逃走してしまうというラストは、後半にどう繋がるのかが見もので、ラストの決着をどう付けるのか考えただけでも楽しみが増えている。

世の中のテンポから外れているが、僕のテンポでは十分に楽しんでいる「ウェンズデー」は、この先も楽しみになりそうである。

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