「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」は興行面で低調

アメリカで2週間前に公開された「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」、2週連続で首位を保ってはいるが、興行収入的には芳しくない。最初の週末は1億ドルをわずかに越す程度の売り上げしか上げられなかったし、2週目は前週の65%ダウン。スター・ウォーズ・シリーズ初の赤字映画になるのでは、と囁かれている。僕も実はスター・ウォーズは好きだが、この「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」にはあまり食指は向いていない。多分見るとは思うのだが、水準程度の出来でしかならなく、意外性がないのでは、と予想しているのである。監督降板で、ロン・ハワードにバトンタッチしてしまったのも先が読めそうなストーリーになったと思われる原因だし、何よりハン・ソロ役の若手俳優がハリソン・フォードに似ていない。これでは感情移入したくてもできないところである。昨日も書いたが、ディズニーにルーカス・フィルムが買収された後、シリーズを乱発しすぎて、飽きられ始めているようにも思える。同じディズニーでも「アベンジャーズ」シリーズとは大きく異なっている。「アベンジャーズ」はケヴィン・ファイギの手腕がすごいから作品の出来が高いことになっているが、「スター・ウォーズ」はやはりルーカスが絡まないと、ダメなんだろうなと思う。プリクエル・シリーズはファンの批判は多かったが、少なくともルーカスの意図した映画にはなっていたと思う。

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