あらすじ
「ザ・モーニングショー」の金曜の放送が終わった後、スタッフルームにミッチが訪れた。ミッチは自分を擁護する者はいないか、と尋ねたがアレックスを含め誰も擁護しなかった。ミッチは局を去り、局の上層部は新たな問題に直面していた。ニューヨーク・タイムスがミッチのセクハラにあったスタッフを新たに見つけ出し、そのスタッフにインタビューをして紙面に載せようとしていたのである。上層部は脅しをかけるが失敗し、苛立ちに苛まれる。アレックスは夜にニューヨークの演劇を支援するチャリティを主催し、そこでコリーと奇妙なデュエットをする。ブラッドリーは昼間、マスコミのインタビューを受け、夜はスタッフの誕生パーティに呼ばれていた。その最中、ニューヨーク・タイムスの記事が発信され、皆、動揺する。アレックスはミッチと極秘に出会い、お互いの気持ちをさらけ出す。ブラッドリーはバーテンダーと行為に及び、それを後悔する。
感想
今回のエピソードは、結構長い収録時間で「ザ・モーニングショー」自体の放映時間以外の登場キャラの性格を描き出すことに、集中している感がある。アレックスやミッチ、ブラッドリー、コリー、チップといったキャラのミッチのセクハラ疑惑における立場について、詳細に描くことで深刻さが増していっている様子が窺える。ミッチが局を訪問した時には誰も彼を支持しなかったのが、スタッフの誕生パーティの中ではミッチを擁護する雰囲気すら現れ、一筋縄ではいかないところが面白い。ブラッドリーの父も登場し、彼女の今後に影響を与えそうで、意味深である。
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