機動戦士ガンダム 第16話「セイラ出撃」

ホワイトベースは、中央アジアでレビル将軍の使いの者を待っていた。合流した兵士は、「オデッサ作戦」が5日後に開始されることを告げて死ぬ。正規軍に強引に組み込まれたホワイトベースだが、塩を失い、塩を求めて塩湖を探す。そこにランバ・ラルの部隊がホワイトベースに攻撃を仕掛けてきた。シャアの行方が知りたいセイラは、無断でガンダムで出撃し、ジオンの兵士との接触を図るが、ラル配下の攻撃に悪戦苦闘する。アムロはガンキャノンで出撃し、セイラのカバーをする。

考えたら物語初版ではあまり印象の残らないセイラが、目立った行動を起こしたのが今エピソードだと思う。第2話でシャアと出会い、自分の肉親ではないかと勘ぐっていたセイラが、それを確かめる為に命令を無視して出撃するという所に、物語の面白さがある。ガンダムは無敵のようだが、実はパイロットの腕によってかなり変わってくるというのも今エピソードで分かる。ガンキャノンに搭乗したアムロが無双なのがそのポイントである。セイラに対する処罰は、後のアムロに対する処罰に比べると、甘いような気がする。

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