映画「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」(輸入盤Blu-ray)

映画・テレビ

レビューの詳細は、RISE OF THE PLANET OF THE APES(Blu-ray)/猿の惑星:創世記(ジェネシス)/輸入盤DVDで観た映画のレビューを参照のこと。映画のジャンルとして、「猿」物と言うのがあると思う。猿ではないが、ゴリラとか、その辺が主人公の映画のことで、「キングコング」や「マイティー・ジョー」といった物が有名だと思う。この「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」もそのうちの一つに数えられるのではないかと思う。どの映画も獣でありながら、高い知性を有する動物として描かれているのが特徴である。どうも僕はこの辺の映画を観るのにある種の抵抗感を感じてしまい、ついつい後回しにしがちなのであるが、実際に見てみると、意外と面白い、と感じることも多い。この「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」も結構面白かった。キャラへの感情移入が次第に猿であるシーザーに移っていくのが、観ていてはっきり分かり、後半の猿の暴動が完全に猿の視点で観ているのである。そうなると、大体の映画は面白い、ということになり、映画を観た時の満足感も高い。この映画自体は直接「猿の惑星」のミッシングリンクになっている訳でもないのだろうが(時代背景考えても、ちょっと無理がある)、やはり「猿の惑星」第一作は観ておいた方が、よりキャラに感情移入出来るのではないかと思う。もちろん観ていないで、「猿の惑星」のあらすじを知っているだけでも、それなりに楽しめるし、脚本もよく出来ているとは思う。

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