あらすじ
第二次世界大戦の中で、異星人のヴォスクは、時間冷戦を支配しようと、タイムマシンを製造していた。それを破壊する使命をアーチャーは帯びる。アーチャーはヴォスクと接触し、捕らえられたタッカーとメイウェザーを返してもらう条件に、タイムマシンの製造の手伝いを要請される。しかし、アーチャーはそれを拒否する。アーチャーはタイムマシンを破壊すべく、建物の中に潜入しようとするが、そこにスリバンのシリックが協力することになる。スリバンもヴォスクの時間冷戦の犠牲になっていたからである。戦いの中、シリックは死亡するが、タイムマシンを保護していたシールドは解除され、エンタープライズがタイムマシンを破壊する。そして、歴史は元に戻った。
感想
第1シーズンから引きずっていた「時間冷戦」を、これで一応完結させたことになる展開である。もちろん、謎は残る。スリバンのシリックを操っていた人物が誰なのか、ついに分からなかったし、時間冷戦自体が、謎が多すぎるような気がする。ただ、前回のエピソードと、今エピソードで、時間冷戦自体は終結に向かっているところで、今後、描かれることもないだろうという安堵感はある。時間冷戦という設定自体が、先を進むにつれ、無理を生じさせているストーリーだったので、完結させたのは、いい方向だと思う。
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