ここ毎日、新型コロナウイルスの問題でニュースを賑わしているが、これは映画業界でも他人事ではない。今年の春の新作映画が軒並み上映開始延期になっているのである。それに対して、映画会社も考えるもので、アメリカではディズニーが「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」のデジタル配信を3月17日からの予定を前倒しし、3月13日から配信を始めたと判明している。アメリカでの新型コロナウイルスの影響は無視できないほど大きく、映画館に足を向ける人が大きく減っている上に、映画館側も定員の50%チケットが売れた段階で満員宣言すると言っている。その中で映画を自宅ででも楽しめるように、というのが今回の配慮のようである。「スター・ウォーズ」以外でもディズニーは「アナと雪の女王2」のDisney+での定額配信を3ヶ月前倒しで開始し、ユニヴァーサルも劇場公開と同時に配信で新作を見られるようにしているとのこと。収入の減っている映画会社側としては、せめてもの稼ぎ頭になるのではないかと思う。
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