シリーズ3の最後のエピソードは、番組冒頭に出てくるように「おかわり」エピソードで、ジョンとロイがいくつかの料理作りに挑戦するところで完結する。特にキャンデス・ネルソンとのケーキの製作は、会話も含めてなかなか為になる話だった。キャンデス・ネルソンはケーキ作りをする前は投資銀行で働いていたと話すと、ジョン・ファヴローも「僕も俳優になる前は投資銀行で働いていた」と話し始め、意外な過去が明らかになった。その会話は、「自分のやりたい道を正直に進め」という教訓になっており、安心を求めて妥協するとろくな目に合わないという格言になっていたと思う。ちょっと為になる話も織り交ぜながら、ジョンとロイはいくつかの料理を調理するのだが、ポテトチップスとロブスターのバター味とか、毎回ながら美味しそうな料理が次々に登場するので、見ていて楽しい番組である。シリーズ4ができるのか、これで完結かはわからないが、一風変わった料理番組として評価されてもいいのではないかと思う。
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