スター・トレック:ロワー・デックス シーズン1 エピソード9「クライシス・ポイント」(Amazon Prime Video)

 あらすじ

マリナーはネズミ人がトカゲ人を支配する惑星で、ネズミ人を抑え込み、トカゲ人を解放する。しかし、フリーマン艦長はその行為が内政干渉に値すると指摘し、セラピーを受けることを命じる。マリナーはセラピーを受けるのだが、それに耐えられなかった。その頃、ボイムラーはフリーマン艦長に取り入ろうと、ホロデッキでセリトス号の乗組員のホロ映像を作り、練習をするつもりでいた。それを知ったマリナーは、艦長に逆襲できると、そのホロプログラムを改造し、自分が艦長を追い詰める映画風のプログラムに変えてしまった。そのホロプログラムでは、セリトスに新たなるミッションが命じられるのだが、マリナーとその部下たちがセリトスを追い詰める、という内容だった。そして、実の親である艦長を追い詰めていく。しかし、ホロプログラムにもマリナーはいて、自分との戦いが始まってしまう。

感想

スター・トレックではお馴染みのホロデッキを使ったエピソードだが、設定がセリトスの乗組員全員のホロ映像であり、そのセリトスのホロ映像に復讐をかけるマリナーという展開には笑わせていただいた。前のエピソードでも少し触れられていたが、フリーマン艦長とマリナーは親子であり、そのためか二人の間にはぎこちない感情がある。マリナーが改造したホロプログラムはまるで「スター・トレックII:カーンの逆襲」を彷彿とさせる物語で、これも面白い。ホロプログラムの中でセリトスが惑星に不時着するシーンもあり、これは「スター・トレック:ジェネレーションズ」かなと思ったりもする。ボイムラーが一番割りを食ったキャラで、フリーマン艦長とマリナーが親子であることを知って、動揺する場面は面白い。あと1話でシーズン1は終了だが、ここにきてそれぞれのキャラが立ってきているように感じる。

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