2022年6月9日の記事で、「M1 iPad Pro 11インチを注文した」ことを書いた。昨日、無事に届いたのでセッティングをして、使い始めたのだが、デザインはこれまで使っていたiPad Pro 11インチ2020モデルと同じなので、間違えそうである。ただ、M1チップの性能は素晴らしく、MacBook Pro 13インチ 2019モデルのCPU性能を上回っているのではないかと思うぐらいである。
ただ、使ってみて、残念な点があった。と言ってもiPad Proの方ではない。今、セルラーモデルの契約として使っている楽天モバイルの方である。楽天モバイルではiPadの取り扱いがないせいか、M1 iPad Proが5Gに対応しているのにも関わらず、楽天モバイルのSIMを刺すと、LTEか3Gの選択しかできないのである。
ただでさえ、5月に楽天モバイルが7月1日から料金プランを変更し、0円運用ができなくなることに追加して、5G運用もiPadでは出来ないことから、本気で楽天モバイルを手を切ることを考え出した。で、どこのキャリアと契約しようと思ったとき、MVNOは論外だと思った。5Gには対応しているが、回線レンタルなので昼休みとか夜は通信速度が低下してしまい、5Gの意味がないと思ったからである。となると、キャリアの低価格プランになるが、docomoのAhamoは20GB契約で2970円と高いので対象外、SoftBankのlinemoは3GB 980円で安いのでいいのだが、iPhoneでSoftBankを契約しているので、通信障害時のリスク回避をしたいので対象外、ということでauのpovo2.0が選択肢に残った。他の楽天モバイルユーザーの中でも、楽天モバイルの契約をやめてpovo2.0に移行しているケースが多いので、それに乗ることにした。
今朝の9時前に手続きをした。povo2.0の申し込みは、オンライン限定だが、ちょっと手続きが面倒臭かった。Macのブラウザからでは申し込み出来ず、iPad Proにpovoのアプリをインストールして、そのアプリから申し込み手続きをしなければならないからである。途中で本人確認の写真を撮るシーンが数箇所あったが、身分証明書の写真撮影などは、iPad Proのカメラで撮るのは結構難しかった。片手でiPad Proを支えながらもう片方では身分証明書を持たなければならないので、骨が折れた。なんとかそれをクリアして、本人確認待ちの状態になった。今回、物は試しにeSIMでの発行を依頼した。物理SIMカードの到着を待っているのが時間がもったいないと思ったからである。eSIMはiPhone XSの時にコロナ禍の前にタイに旅行に行った際に、eSIMでタイのキャリアに接続して、iPhoneを使ったことがあるので、あまり抵抗感はない。
午後の1時半にeSIMの発行ができるようになり、手続きを行なったが、なぜか回線をつかまない。それで、eSIMのプロファイルを削除してしまったら、発行されたeSIMのデータでは再度設定できなくなった。eSIMを削除すると、eSIMの再発行手続きが必要なのである。これもpovoのアプリから行えるが、また本人確認手続きが発生し、身分証明書を再度写真撮影するという苦行を強いられた。
午後5時半にeSIMの再発行手続きが完了した。それで、設定どおりにeSIMへのデータ書き込みと、iPadなのでプロファイルのインストールをしたのだが、それでも回線は掴まない。仕方ないので、サポートのチャットに問い合わせると、プロファイルのインストール後、iPad Proの再起動が必要とのこと。それで、再起動をかけたところ、ようやくauの回線を掴んだ。トッピングをしていないので、128kbpsでの通信しかできず、ブラウジングはとても遅いが、とりあえず開通である。5Gにも対応しているので、トッピングをして5Gエリアに行けば、高速通信が可能そうである。後でトッピングをして試してみたい。
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