ビートルズの「アビイ・ロード」を聞いてみる

先週のロンドン旅行の際に、ビートルズのアルバム「アビイ・ロード」のジャケットで有名なアビー・ロードに行った話を書いている。

アビー・ロードの横断歩道のそばには「アビー・ロード・ショップ」があり、お土産物を色々売っていたのだが、僕は父や姪へのお土産のほかに自分へのお土産として、「アビー・ロード」のCDを買い求めた。

CDの「アビイ・ロード」は2019年のリマスター版で、2枚組CDだった。日本に帰ってきて聞こうと思っていたのだが、聞く気力がなかなか見つからず、昨日までパッケージを開封すらしていなかった。

昨日、ようやく聞く時間を見つけたので、特典CDの方は置いておいて、元々のアルバムの方を聴いてみた。LDプレイヤーのCD再生機能を使って聴いたのだが、収録時間が48分と1969年のアルバムにしては長い。

ビートルズのアルバムは、過去に「1」というコンピレーションアルバムを買って聴いたことはあったが、オリジナルアルバムとしては初めてである。ビートルズは有名なロックバンドなので知っている楽曲も多いが、「アビイ・ロード」では知っている楽曲は2曲だけだった。

しかし、かなり意表をつく構成のアルバムで、ロック魂を感じた。特にアルバム中盤での突然のカットアウトとか、後半の組曲っぽい構成とか、発表してから50年以上経過しているのに、新鮮に感じた。

AVアンプのサラウンドモードをDOLBY SURROUNDにしていたので、ステレオ音源が空間に広がり、擬似的ながら結構面白い音の鳴り方をしている。ご機嫌なアルバムで、買ってよかったなと思った。

ただ、後でApple Musicの方で「アビイ・ロード」を確認したところ、Apple MusicではDOLBY ATMOSで提供されていて、こちらの方がより空間的なサウンドが楽しめるとあって、ちょっと困った部分はある。CDの「アビイ・ロード」をMacBook Proに取り込もうと思ったのだが、Apple Musicの「アビイ・ロード」を自分のものにした方がいいのでは? と迷っている。

そういう迷いはあるとはいえ、ロンドン旅行のお土産としてのCD「アビイ・ロード」は、いい記念になりそうである。

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