今日、iOS 26.3がリリースされたのでそのネタを書こうかと思ったのだが、東洋経済の記事で気になったことがあったので、それについて書いてみることにする。
記事の内容は、金間大介氏が書いた著書「無敵化する若者たち」からの抜粋になるようだが、2025年2月に20代から50代の1200人にオンラインアンケートを実施したようである。アンケートには下記の質問をしたそうで、その結果に驚いたというのである。
問い:今後の日本の将来について、AとBのうち、あなたはどちらを選びますか。
- A:このまま緩やかに日本経済が衰退しても、穏やかに暮らせるほうが良い。
- B:日本経済を維持・発展させるためにがんばりたい。
結果はA:Bで6:4になったというのである。つまり、日本経済が衰退してもかまわないと思っている人が多いということである。その割には、2025年にZ世代に対してとったアンケートでは、8割の人が「日本が好き」と答えているそうである。
日本は好きなのだが、がんばるぐらいならば日本が衰退してもかまわないと思っている若者が多いことになる。
そこで気になるのは先の衆議院選挙で圧勝した高市早苗と自民党である。高市早苗は自民党総裁選挙で勝った時から「働いて働いて働いて働いて働いて参ります」と言って拍手喝采を浴びているが、実際は「働かないで働かないで働かないで働かないで働いて参りません」で、「自分を信任するかしないか」という間違った提示を選挙戦の争点にしてしまった人物である。そんな人物と自民党を「何か変えてくれる」と思った若者が多いために圧勝したと分析しているのであるが、「がんばるぐらいならば、日本経済が衰退しても、かまわない」と思っている若者が何を高市早苗に期待しているのかがわからなくなってしまう。
若者世代は低迷する日本しか知らないから、がんばっても無駄だと思っているのだろうけれど、がんばらなかったら日本経済ではなく、自分の人生そのものの先がないと思わないのかな、と思ってしまう。
僕なんかもう50歳代半ばなのに未だ仕事でがんばらされているし、まあそれに付随して給料は上がっているから、がんばりようもある。昭和世代だから理不尽な上からの命令に耐えて来た自負もある。それを自慢しても仕方がないが。ただ、がんばっていることで、自分の将来を作って来たつもりではある。日本経済とは関係なく。病気になったり、交通事故を起こしたり、家庭を持てなかったりと散々な目にはあっているが、それでも今の人生を恨む気にはなれない。楽しいこともあったから。
そう言った側面を見ずに「がんばっても仕方ない」とか、嘘八百を述べる高市早苗に期待してしまうのは、ちょっと人生観がおかしいのではないかと思ってしまう。若い段階から諦めの観念で人生を生きるのはもったいないと思うのだが、やはりおじさんのお小言になるのだろうか。

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