あらすじ
セリトス号は、ある惑星に向かっていた。その惑星にはムガートという希少生命体がいて、その実態を調べるためだった。バーではボイムラーとラザフォードがゲームをしていたが、バーテンダーからマリナーが裏連邦の組織にいる人間だと言われ、疑い出す。ある惑星に着いたセリトス号は、上陸班を送り込むが、ムガートはフェレンギによって密売されていた。ムガートの攻撃を受けたシャックスをマリナーは救出するが、それを見たボイムラーたちはマリナーが裏連邦の組織にいる人間だと確信してしまい、彼女から逃げ出す。そして、二人はセリトスと交信しようと、惑星上を彷徨っていた。
感想
今回の話は、ムガートという生命体とフェレンギの密売に関係して、マリナーが実はセクション31の人間ではないかという疑念を持ったボイムラーとラザフォードの秘密を暴く話になっている。マリナー自身は当然セクション31には関係ないのだが、自分でそういう噂を流してしまうところに、性格的な問題がありそうである。ボイムラーたちは、それを知って安心するのだが、ムガートの密売をしているフェレンギに対して、ある取引を持ちかける手段は、フェレンギらしい解決策で、結構笑える。一方でテンディは、健康診断を受けていないクルーを強引にスキャンして健康診断を受けさせるように動き回り、結構働いてしまうところに笑いがある。また、フェレンギと取引していたエイリアンが実は詐欺師だったことが明らかになり、艦長が怒り心頭になるところも結構面白い。配信時間は短いが、内容は結構濃いと思う。
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