スター・トレック:ローワー・デッキ シーズン3 エピソード2「史上最少の殺戮ゲーム」(Amazon Prime Video)

あらすじ

マリナーやボイムラーたちは、フェレンギが作ったクリンゴンのマートク将軍が登場するロールプレイングゲームに興じていた。そのゲーム中、ボイムラーは同期のボリアン人が人の言うことを全て受け入れ、若くして艦長にまで上り詰めたことに衝撃を受け、自分も他人の要望を受け入れるよう態度を変える決心をする。ゲーム中にマリナーは副長から呼び出しを受ける。セリトスは、ある惑星の衛星軌道上にいて、惑星の宇宙エレベーターが故障したためにその修理に副長とマリナー、エンジニアたちが派遣されたのである。しかし、副長は宇宙エレベーターの修理をエンジニアに任せず、自分とマリナーで担当し、エンジニアたちは惑星の住人との交流を行うよう指示したために、修理はなかなか進捗せず、エンジニアの交流はトラブルを引き起こし、大問題になる。その頃、宇宙エレベーターの故障により惑星に降りられないエイリアンは、異星人を狩るために、セリトスで獲物を探していて、ボイムラーはその獲物に志願してしまう。そのため、ボイムラーは命からがらセリトスの中で異星人から逃亡を図る羽目になる。

感想

今回も、ギャグ満載のエピソードで面白かったが、メインはマリナーたちの宇宙エレベーターの修理と惑星の住人たちとの交流トラブルの話と、ボイムラーが異星人の狩の獲物になってしまうというエピソードである。しかも、ボイムラーの狩に対して、フリーマン艦長はそれを認める体制を作ってしまうし、ラストのオチは結構笑える。マリナーたちの宇宙エレベーターの修理も、エンジニアに修理を任せないがためにトラブルをわざわざ大きくしていっていて、ドタバタで面白く作っている。今回のゲストは、フェレンギが作ったクリンゴンのロールプレイングゲームにマートク将軍が登場するというものだが、声を担当しているが実写でマートク将軍を演じた俳優さんなので、統一感を感じるし、スター・トレック・ユニバースの広がり感を実感できる。1話30分と短いエピソードなので、内容が凝縮されていて、見易いと思う。

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