Apple Music、空間オーディオとロスレスオーディオの提供を開始

 今日の深夜、AppleはWWDCを開催していた。その時にはまだ、空間オーディオのサービスの開始しか、世界に発信していなかった。しかし、日本時間の午後になって、「実はロスレスオーディオの提供も開始していた」ことが明らかになった。ロスレスだけでなく、ハイレゾも提供開始である。空間オーディオは、音楽のトラックをDOLBY ATMOSで収録した物であり、iPhoneとAirPods Proで楽しむことができるが、音声トラックがDOLBY ATMOSならば、Apple TV 4KとAVアンプとDOLBY ATMOS構成のスピーカーでも楽しめる。今、この記事を書くためにApple Musicでデモ音源のマーヴィン・ゲイの曲を聞いてみたのだが、モノラルからステレオ、DOLBY ATMOSと音の空間が広がっていくのがありありと分かる。ただ、DOLBY ATMOS収録の楽曲は海外の一部のアーティストだけなので、邦楽中心の人には今はあまり関係ないと思われる。一方ロスレスオーディオとハイレゾオーディオは、邦楽でも配信されているので、こちらもApple TV 4KとAVアンプで楽しめるはずである。こちらは、僕がちょっとチェックした限りでは佐野元春に具島直子の一部アルバムが、ロスレス、またはロスレス&ハイレゾで配信されている。これは後で聞いてみようと思う。どちらにしても、今までのApple Musicの月額料金で、ロスレス&ハイレゾと、空間オーディオが楽しめるのは朗報である。これが普及することを願ってやまない。

コメント

タイトルとURLをコピーしました