あらすじ
ワンダとヴィジョンの二人は、結婚をして都会を離れ、郊外の街に住むことにした。ある朝、ワンダはカレンダーのハートマークをさして、ヴィジョンに「今日は記念日だよね」と言うが、ヴィジョンは思い出せなかった。仕事に向かったヴィジョンは上司から「今日、君の家に訪れる日だな」と言われ、ワンダのいう記念日だと思いつく。その頃ワンダは隣人から色々話しを聞いていた。夜になってヴィジョンの上司が家を訪れるが、ワンダにとっては青天の霹靂で、裏で慌てふためいていた。それでもヴィジョンとワンダの機転により、なんとか上司は機嫌良く帰宅する。ワンダは「私たちには記念日がないのよ」といってその日は終わったが、その模様を記録している何者かがいた。
感想
マーベル・シネマティック・ユニバース初のテレビドラマシリーズは、この「ワンダビジョン」が最初になったが、マーベル初のシットコム(シチュエーション・コメディ)で製作されているため、予想外の展開になっている。映画本編でも関係のあるワンダとヴィジョンが新婚夫婦を演じ、物語の大半がモノクロの4:3のアスペクト比で放映され、また、観客の笑い声が入るという昔懐かしい番組構成になっている。しかし、設定で言えば「アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー」でヴィジョンは死んだはずであり、それがどうしてワンダと新婚家庭を築いているのかがまず謎である。その謎はそのうちにわかると思うが、シリーズの最初のエピソードとしては、なかなか興味深い展開で次回が楽しみである。
コメント