ディズニーの今年の超大作であったはずの映画「ムーラン(2020)」、新型コロナウイルスの影響で劇場が閉鎖され、春公開の予定が延期に次ぐ延期で、結局Disney+を導入している国では、Disney+で配信するということで決着がついた。その話と前後して、ディズニーが4K UHD Blu-rayから撤退するという噂話がアメリカで発生し、ビデオコレクターの間で問題になっていた。結局、これもディズニーが公式に否定したために、ディズニーは4K UHD Blu-rayをまだリリースするという話に落ち着いた。日本でも「ムーラン(2020)」はDisney+で配信されたが、欧米と違ってdocomoと組んだDisney Deluxeを単にDisney+にしたために、HD画質の2chステレオという劣化仕様での配信で、多くの映画ファンから批判が相次いだ。僕も批判はしているが、それでもDisney+で「ムーラン(2020)」は鑑賞している。そして、10月下旬になって、Disneyがアメリカ国内で「ムーラン(2020)」の4K UHD Blu-rayのリリースを11月中旬にする、というニュースが入ってきた。4K UHDのみならず、音響もDOLBY ATMOS、日本語字幕、吹き替え音声付きという仕様でのリリースに僕は飛びついた。やはり迫力ある映像と音響で映画は楽しみたい。その4K UHD Blu-rayの「ムーラン(2020)」は、今日、僕の手元に届いた。これは見るのが楽しみな一本である。多分、そのうちには日本国内でも発売されると思うのだが、値段は高いだろうなと思う。本当は、ディスクじゃなくてもiTunes Moviesで4K/DOLBY ATMOS仕様でリリースしてくれれば、それでもよかったのだが。とりあえずは映画の最高スペックで鑑賞できる環境が整ったので、近いうちに見たいと思う。
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