機動戦士Zガンダム 第41話「目覚め」

あらすじ

ティターンズのバスク大佐は、エゥーゴを黙らせるため、コロニーに毒ガスを注入する作戦を実行する。その作戦の指揮をレコアに任せる。バスクはレコアを信用していなかったので、毒ガス作戦で忠誠心を試したのである。レコアは毒ガス作戦にためらいがあったが、やむなく遂行する。その頃、アーガマではロザミアの身体検査でドタバタがあり、彼女が強化人間である可能性について、ハサン先生が気にしていた。そこにレコアによる毒ガス作戦の報が入り、カミーユたちは出撃する。しかし、既に手遅れで、コロニーは毒ガスにより充満していて、住人は死んでいた。カミーユたちは激怒するが、ロザミアが戦いに割って入り、カミーユをサポートする。戦いの中、ロザミアは本来の使命を取り戻し、ティターンズのメンバーと共に去って行った。

感想

今回のストーリーは、業を背負った二人の女性がメインの話だと思う。一人はレコアで、エゥーゴを裏切ってティターンズに入ったものの、バスクのやり方についていけず、苦悩する、という話である。結果的にバスクの指令した毒ガス作戦は、成功してしまうので、レコアがティターンズから抜け出せなくなる契機ともなったわけだが、レコアを葬ってやろうとするシャアが、レコアを撃墜できなかったのは、シャアの能力が劣化しているからなのか、レコアが予想以上に優れているからなのか、謎である。もう一人はロザミィこと、ロザミアである。彼女が強化人間なのは、TVを見ている視聴者には明らかであるが、それがストーリー上、カミーユに対して敵意をむき出しになる初の回なので、インパクトは強い。カミーユの精神を揺さぶられる出来事ではないかと思う。

コメント

タイトルとURLをコピーしました