スター・トレック:ディスカバリー シーズン3 第5話「鋼の意志」

 あらすじ

ディスカバリーは惑星連邦の生き残りがいる場所に辿り着き、連邦の提督と会談する。しかし、提督はディスカバリーの存在を疑っており、部下に対してディスカバリーのクルーの面談を実施することにする。その状況下、異星人が病気で死にかけていることをマイケル達は知る。連邦のクルー達には手のつくしようがなかったが、マイケル達も独自に診断し、ディスカバリーなら行ける星系にあるチェホフという宇宙船にある植物の種を使えば、病気を改善できると判断し、提督に直訴する。提督も部下をディスカバリーに配置させ、チェホフに行くことを許可する。胞子ドライブを使ってディスカバリーはチェホフに接近し、チェホフの貯蔵庫に入る。そこでマイケル達はチェホフに乗っていた家族のホロ映像を確認し、チェホフに何があったのかを知ることになる。

感想

ようやく未来の世界に存在している惑星連邦の生き残りとディスカバリーのクルーが合流し、ディスカバリーが未来の惑星連邦では手のつくしようががない、異星人の病気を治すという話である。未来の惑星連邦の体質は、従来の惑星連邦の理念とはかなり異なっているが、それが物語にアクセントを加えることに成功していると言える。そんな中でもディスカバリーは従来の惑星連邦の理念を遂行し、病気に苦しむ異星人の救助を行うという展開は、面白いものであると言える。未来の惑星連邦には「スター・トレック:ヴォイジャー」に登場していた主役艦、ヴォイジャーの後継艦が画面に登場し、ファンサービスをしていると思う。それと、ジョージャウを面談していた男は、なんと映画監督のデヴィッド・クローネンバーグであるというのも、意外なキャスティングである。残念なことに、このエピソードは僕が鑑賞した段階では、英語音声+日本語字幕の設定ができず、日本語吹き替え音声しか楽しむ手段がなかったことは、注意点として挙げられると思う。

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