昨晩、東京都の小池都知事が、「今週末の外出自粛をお願いする」と発表して、混乱が続いている。東京だけでなく、首都圏の神奈川、千葉、埼玉の各県も「東京への外出を自粛するように」と発表し、混乱に拍車をかけている。その中で、ついに映画業界にも影響が出た。大手映画会社東宝が運営するTOHOシネマズは、この週末28日と29日は、東京の全劇場、神奈川の5劇場、埼玉1劇場で上映を休止することを発表し、30日から4月2日までの夜8時以降の上映も休止するとしている。映画の劇場は新型コロナウイルス感染がしやすいのではないかと、常々思っていたのだが、小池都知事の週末外出自粛を受け、映画館もそれにならった感がある。上映する新作も軒並み延期し、客足も減っているだろうから、映画館側としては手痛い状態だろうが、こればかりは仕方のないことだと思う。では自宅で映画を見るかというと、ストリーミング配信の視聴者急増でネットワークのトラフィックが圧迫されていて、YouTubeは全世界でSD画質に落とす、という告知をしているぐらいなので、自宅で見るにはディスクに限る状態になってしまっている。どこまでこのウイルスが蔓延するのか、心配である。
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