レビューの詳細は、INDEPENDENCE DAY(Blu-ray)/インデペンデンス・デイ/輸入盤DVDで観た映画のレビューを参照のこと。1996年の映画ということで、今回視聴したBlu-rayも比較的ローンチ後早くに出たパッケージを購入後10年以上経過してから視聴したのだが、意外と画質、音質が良く、サラウンドの迫力が素晴らしく、結構興奮して見てしまった作品である。続編の「インデペンデンス・デイ:リサージェンス」を見たいと思っていたのだが、第1作の内容をすでに忘れていたので、かつて輸入盤レーザーディスクで鑑賞したこの映画を再鑑賞した次第。圧倒的な力を持つ異星人の地球侵略に対し、人類が意外な方法で反撃するという展開だが、異星人にコンピューターウイルスが効くのか、とか、科学者デヴィッドが使っているコンピューターがAppleのコンピューターであり、このころから「正義の味方はApple製品を使う」というハリウッドの法則が生きていて笑ったり、酔いどれ元軍人が大活躍するとか、アメリカ大統領が先頭切って戦闘機を乗り回すとか、ツッコミどころが多々ある映画である。でも、そのあたりのツッコミを許せてしまうおおらかさがこの映画にはあると思う。アメリカの独立を訴えかけているアジテーション映画でもあるが、それはそれで面白い。このころのローランド・エメリッヒ監督の映画はそれなりに面白かったと思う。「ゴジラ」以降迷走し出す気がする。
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