機動戦士ガンダムZZ 第28話「リィナの血(後)」

不時着したコアファイターの居場所を、プルは直感で当てて、モンドと共に側にたどり着く。ジュドーとリィナは気を失っていたが、リィナが先に気づく。しかし、プルがリィナを邪魔者扱いをして、対立する。意識を取り戻したジュドーは、プルを説得し、リィナの看病に当たらせる。ジュドーを心配して、仲間たちが集結してきたが、そこにグレミーたちが襲いかかる。ジュドーはガンダムZZに換装できないで苦戦していたが、ビーチャとエルの協力により、ガンダムZZに変形し、グレミーたちと相対する。その戦いの中、ネオジオンのモビルスーツが、リィナのいる小屋に墜落し、リィナは生死不明となる。

ジュドーがリィナを救出する話の後編。プルのリィナに対する嫉妬が明確に描かれ、物語に重みが増している。そのプルに対し、リィナが怪我をしているにもかかわらず、きちんと説得しているのが、印象的である。ジュドーもプルをなんとか説得し、プルの心が少し変わってくる。ダカール攻略戦は、アーガマも参戦して、戦いがイーブンになった感触がある。しかし、戦いの最中、グレミーとガンダムチームの攻防が緊迫感が増していると思う。そして、グレミー配下のモビルスーツが、リィナのいた小屋の側に墜落し、リィナが生死不明となるのは、ある種残念度が高い気はする。ジュドーのモチベーションが一つなくなったのは事実である。