あらすじ
アーガマは、アクシズの艦隊を追って、地球への降下準備をしていた。しかし、ビーチャは大人の尻拭いで戦わさせられるのは、迷惑だと言って、非協力的だった。ブライトはそれを受け入れ、ジュドーにも詫びを入れるが、ジュドーは素直にそれを受け入れた。その頃、アクシズでは、グレミーがプルに精神的刷り込みを行い、ガンダムとジュドーを敵として認識させるようにする。そのグレミーの行動に、ハマーンは用心をする。グレミーは、ハマーンの用心棒として、アーガマに攻撃を仕掛けるが、ジュドーはリィナを救い出すため、Zガンダムで出撃をする。そして、ジュドーはプルと戦場で接触する。プルの精神的刷り込みにより、ジュドーは危機に陥るが、エルと戦いに参加するようになったビーチャの援軍により、ピンチを脱する。しかし、その攻撃により、プルのキュベレイが被弾し、地球の引力に引かれていく。それを救助しようと、ジュドーはZガンダムでキュベレイを追いかける。
感想
物語的にだんだんシリアスになっていく過程の一本。アクシズが地球のダカールをすでに制圧している、という衝撃的な展開がバックグラウンドで描かれる。そして、グレミー・トトを心から信用していないハマーンの姿勢も、すでに描かれている。グレミー自身も、ハマーンに対して、腹に一物あるような描き方をしていて、初登場の時から比べると、危険人物に格上げしたように思える。そのグレミーによって、精神的刷り込みをされたプルが、ジュドーを敵とみなし、攻撃する様は、見応えがある。そして、ジュドーの行動により、正気を取り戻すのも、必見のところである。最後まで大人に反抗的であるビーチャも、ついに百式に搭乗して、戦場に駆り出されるのも、ポイントの一つである。物語は、この後、地球圏での話になっていく。
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