CNET Japanの記事によると、Mozilla財団は、スマートフォン向けOSの市場から撤退し、IoTにシフトすると決定したという。その結果、5月にリリースする、「Firefox OS 2.6」をもってスマートフォンのOS市場から離れる、ということである。まあ、これはあまり驚きでもないかな、と思う。iOSとAndroidでスマトフォン向け OSのほとんどを占めている今、後発のFirefox OSが勝てる見込みはほとんどなかったと今考えれば、思うし、事実その通りになったと思う。そういえば、スマートフォン以外にもパナソニックのTVにもFirefox OSを搭載し、スマートTVとして売っていたモデルがあったように思うが、あれは成功したのだろうか。多分失敗に終わったように思うが、やはり先発OSですらうまくTVとの融合がうまく言っていない現状では、後発はもっと難しいと思える。Firefoxはブラウザ市場では、そこそこの規模を有しているが、その他の分野では、やはりうまくいっていないので、困難を切り抜けて欲しいな、という願望はある。と言いながら、今はFirefoxは全然使っていないのだが。
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