あらすじ
ホシと接触したテレパシストからの情報により、ズィンディの兵器を製造している工場のある惑星をエンタープライズは訪れる。アーチャーは、兵器工場に潜入し、兵器のエネルギーとなるキモサイトのことを知る。そして工場主任のグレイリックを尋問し、ズィンディの情報を聞き出す。グレイリックは最初反発していたが、地球で700万人が殺された事実を知り、情報を話し出す。そこに兵器の製造進捗を早めるため、ズィンディの爬虫類族と、ヒト族のデグラが訪問する。アーチャーの意向に沿って、グレイリックはズィンディに応対し、アーチャーは、発信機をズィンディの船に忍び込まさせる。しかし、グレイリックは、最後アーチャーに疑念を抱くようになる。
感想
ズィンディの情報が、少しずつだが明らかになるエピソード。兵器工場である惑星でのアーチャーと、工場主任のグレイリックの言葉の応酬が、エピソードの肝になる。グレイリックは、最初アーチャーの強引な尋問に反発するが、最終的にはアーチャーの意向に沿って、行動する。しかし、ズィンディのデグラの話から、アーチャーの言葉にも疑念を抱いたまま、話は終わってしまう。この辺は、複雑な展開だと思う。サブエピソードでは、タッカーが爬虫類族ズィンディの武器の解析と、その失敗を描いているが、こちらは進展がないところが、先の危険を感じさせる。
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