あらすじ
デルフィック領域に入って6週間、エンタープライズはズィンディの痕跡すらつかめず、焦りの色を濃くしていた。そうした中、ある鉱山主が、ズィンディの情報を持っている異星人を労働者として使っているという情報が入る。眉唾な情報かと思われたが、アーチャーたちはトレリウムDという鉱物を採掘している惑星に入り、その男と接触する。しかし、鉱山主はエンタープライズの乗組員を、自分の鉱山の労働者として拉致しようと企む。捕まってしまったアーチャーとタッカーは、ズィンディの情報を持つ男とともに脱出を図る。
感想
前話でズィンディという種族が地球を滅ぼそうとしているという展開になってきたが、今エピソードから、本格的にエンタープライズ対ズィンディという構図になって、戦闘シーン満載のストーリーになっている。エンタープライズにはヘイズ少佐以下の軍人が配備され、彼らが活躍するというミリタリー調の雰囲気を漂わせている。スター・トレックらしくない展開のようではあるが、ズィンディという脅威を配置した以上、軍事的要素が多い展開になるのは仕方なのかもしれない。妹が死んだことで不眠に苦しむタッカーと、それを治療するトゥポルとの関係も今後気になるところである。今エピソードから、原題が「ENTERPREISE」だけだったのが、「STAR TREK:ENTERPRISE」に変更になり、主題歌もアレンジが変わっている。そういった面も含めて、印象はかなり変わっている。
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