機動戦士Zガンダム 第19話「シンデレラ・フォウ」

あらすじ

アウドムラは香港からの退去命令を受ける。ハヤトはルオ商会のステファニーと連絡を取り、補給物資の手配を急がせる。スードリーのベン・ウッダーは、アウドムラを手に入れるため、香港の攻撃を計画する。その最中、強化人間のフォウと、カミーユは再び出会い、つかの間の逢瀬を楽しむが、ウッダーのサイコガンダムによる香港攻撃によって、再度敵味方に分かれる。そして、カミーユは、フォウの暴走を止めようと必死になる。

感想

ファーストガンダムのアムロとララァのような関係になっていくのが、Zガンダムではカミーユとフォウになるのだが、その関係はだいぶ異なる。自分の過去を失い、それを欲しがっているフォウと、過去はあるが辛い思い出であるカミーユが、敵味方に別れるのは、残酷な展開だと思う。カミーユもミライに本当はもっと諭されていたら、その後の性格にも多少影響があったのではないかと思うが、カミーユは聞く耳持たないから、ミライの助言も関係ない状況になってしまっている。Zガンダムの登場人物は、他人のアドバイスを聞かない人が多く、それもギスギスした展開の一つの要因であると言える。

コメント

タイトルとURLをコピーしました