今日の日経新聞のニュースで驚いたのが、SoftBankがアメリカの独立系映画会社、レジェンダリー・エンターテインメントに対し、約270億円の出資をしたという事だろう。つい先日も、DreamWorks Animation SKGに対し、買収計画を打ち上げていたが、今回は金額が映画会社への出資にしては小額とはいえ、作品の新興国へのセールスなど、新たな収入源を確保した感はある。ただ、レジェンダリー・エンターテインメントは、独立系なので経営基盤が弱く、これまでワーナーの配給で映画上映をしていたが、その取り分をめぐってレジェンダリーとワーナーがトラブってしまい、最終的に2015年からはユニバーサルとの提携でレジェンダリーは映画製作、公開をして行く事になると聞いている。これが裏目に出なければいいと思うのだが。とにかく映画というのは本当水物の興行なので、当たれば大きいリターンが得られるが、コケタ時の赤字も大きくなるというジレンマが存在する。もっともSoftBankの経営手法を見ていると、博打をやっているかのような借金自転車操業なので、どっちもどっちという気はする。まあどうなって行くのかは、関心はある。
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