8月の頭辺りから、アメリカのAmazon.comでディズニーの有名な映画のDVD/Blu-rayの受注を中止していた。その中には「キャプテン・アメリカ:ウインター・ソルジャー」や「マレフィセント」なども含まれていた。アメリカのマスコミの報道によると、ディズニーとAmazon.comでの商品の仕入れ値をめぐって対立をしていたという。その記事の中では、ディズニー側は最終的にはAmazon.comの言い分を聞かざるを得ないだろうが、Amazon.com側は、ディズニーの商品を取り扱わなくても、困ることはない、と言う報道だった。僕はこの対立に巻き込まれていた一人である。というのも「キャプテン・アメリカ」の3D Blu-rayを8月末に注文しようと思っていたからである。僕は輸入盤コレクターであるが、現在はAmazon.comでの注文に頼っている。そこでこういう販売会社と販売店の対立が起こると、消費者の僕としては、欲しい商品が手に入らないことになり、不便を被ることになるのである。実はこの販売会社とAmazon.comの対立は以前にもワーナーと問題を起こしたり、現在ある出版社との対立も起こしていて、スティーヴン・キングらがAmazon.comを非難する声明を出していることでも話題になっている。で、今Amazonのチェックをしていたら、ようやくディズニーとの交渉がまとまったのか、受注を再開していた。で、8月末に注文していた分とは別に、「キャプテン・アメリカ:ウインター・ソルジャー」のBlu-ray 3Dを注文入れている。これは対岸の記事ではない。日本のAmazonでもいくつかの販売会社と対立して、受注受付を中断していた事実はあるので、今後もこういうことは起きる可能性がある。Amazonは便利だが、一極集中は怖い、と感じる部分でもある。
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