スター・トレック エンタープライズ 第9話「狙われた星アカーリ」

あらすじ

エンタープライズはミンシャラクラスの星を発見する。その星はまだワープ技術も確立していない星だったが、アーチャーらはその星の探索に出かける。星の一都市アカーリでアーチャーらは、星のものとは思えないリアクター反応を発見し、調査を開始するが、アカーリの薬剤師と、リアクターのある店の店主に怪しまれる。正体を隠しながら調査を続けるアーチャーだったが、リアクターは別の異星人のもので、その廃棄物質から水が汚染され、アカーリの住人が次々死んでいる事実をし、事態の打開を計る。

感想

アーチャーがアカーリという惑星の一都市の異変を察知し、解決をする気分が爽快の一篇。アカーリがまだ技術的に中世の地球並みで、自分たちに起きている異変にほとんど気がついていないというところが、物語の面白さを醸し出している。唯一異変に気付いた薬剤師だけが事件の調査を行っているが、彼女とアーチャーの交流も物語の重要なポイントだろう。異星人のテクノロジーはエンタープライズを遥かに越えているが、それをどう克服するかが、クライマックスの面白さであり、意外性がある展開だと思う。しかし、まだ惑星連邦が確立していないとはいえ、一人のアカーリ人に異星人の存在を知られてしまうのは、ちょっとプロトコル的に問題はありそうではある。

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