「ブレードランナー」の劇場公開25周年を記念して発売されたDVD/Blu-rayのメイキング映像がこのドキュメンタリー「デンジャラス・デイズ」。スタッフ、キャストのインタビューに加え、未公開シーンや、制作裏話をも公開していて、かなり見応えがある。1時間46分という長尺だが、カルト的人気を誇っている「ブレードランナー」の裏を見ることが出来るのは大変貴重である。最も既にファンである僕としては、「メイキング・オブ・ブレードランナー」という本を読んでいるので、さほど驚く話はなかったが、特殊効果の撮影方法などが見られるのは映像ならではの特長だと思う。スタッフの誰かが言っていたが、多分リドリー・スコット監督の最高傑作だと思う。一時は映画を毛嫌いしてインタビュー等に応じなかったという話のハリソン・フォードもこのドキュメンタリーでは率直に話をしているのも時の流れを感じる。輸入盤Blu-rayではこのメイキングは日本語字幕は入っていなかったので、今回の放送はありがたく感じる。
コメント