機動戦士Vガンダム 第20話「決戦前夜」

リーンホースは、ベスパのカイラス・ギリを叩くべく、ハイランドのソーラーシステムを応用したマイクロウェーブの発射を計画する。この方法によって、ベスパの兵士たちに頭痛や腹痛を起こさせて、戦力的に弱ったところを叩こうというものである。そして計画は実施され、リガ・ミリティアとベスパのモビルスーツ戦が始まった。

今エピソードは、リガ・ミリティアからの初の先制攻撃を描いた物語だと思う。今まで受け身で戦っていたウッソたちが初めて能動的に戦いを始めるという点で、ストーリー的に面白みがあると思う。その中でも人間描写を忘れないところは秀逸で、シュラク隊のジュンコを巡るオリファーとマーベットの関係、それを見つめるウッソの子供からの視点など、見どころも多い。また、しばらく物語から姿を消していたカテジナがシャクティと再会することも、後々の展開に影響しそうだ。今エピソードは戦いが終わって一段落、という展開にならずに途中で物語が終わるので、次のエピソードも関心がわくようになっている。

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