昨晩は久しぶりに報道ステーションを見た。耳かき専門店の女性店員とその祖母が殺害された事件の裁判結果がやって、無期懲役だということである。検察側は死刑を求刑していたようだが、それは回避されたとのこと。僕が陪審員になってこういう事件の担当になったら悩むだろうなと思う。被害者の家族の心情を考えると死刑ということも考慮しなければならないが、映像作家の森達也氏の話を受け売りでいうなら、死刑は国家による殺人であるという観点からは陪審員が殺人を犯したのと同罪になってしまう。今回の陪審員も相当悩んだのではないだろうか。死刑判決を廃止して、懲役刑をもっと長くするように法律が変われば一番いいと思うのだが。
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