コンピレーションCD「FM STATION 8090 〜CITYPOP & J-POP〜」を聴く

2022年5月24日の記事で、「この夏、かつて一世を風靡したFM情報誌”FM STATION”がCDとカセットで復活する」と書いた。その時には僕は予約するつもりである、と書いているが、実際に予約していた。CD/カセットの正式タイトルは「FM STATION 8090 〜CITYPOP & J-POP〜」といい、1980年代、1990年代のヒット曲をコンピレーションしたものにFMラジオらしく、カマサミ・コングのDJが絡むというものである。

2022年7月20日には品物は届いていたのだが、実は佐野元春 & THE COYOTE BANDのニューアルバム「今、何処」を聴くのに忙しくて、パッケージを放置していた。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、会社の仕事が在宅勤務で済ませているから、聴く時間がなかったというのもあるのだが、今日、会社に出社する用事があったので、CDをMacBook Proのミュージックアプリに取り込んで、通勤時間に音源を聴いてみた。

収録時間はCDの限界である79分という長尺であるが、雰囲気はカマサミ・コングのDJもあって、なんか開局したてだった頃のFM横浜の雰囲気を思い出していた。英語による(簡単な英語だが)ナビゲートと共に、1980年代、1990年代のヒット曲が流れるのは、意外とカーオーディオで湘南あたりを走る時のBGMとして行けるのではないかな、と思った。

前にも記事として書いているが、楽曲は全てがオリジナルではなく、カバー曲も多い。半分ぐらいカバーじゃないかなと思う。権利関係でオリジナルが使えなかったのだと思うが、そこはあまり突っ込まないことにする。また、楽曲はフルサイズで入っているわけでもない。FMラジオから流れる楽曲という意図があるため、DJがイントロに被っていたり、アウトロがフェードアウトしたりと、まさに架空のFMラジオ局である。

それでも、この暑い夏、このCD/カセットは気分を上げる内容になっていると思う。ドライブをする人には特におすすめのCD/カセットだと思うので、購入して聴くのがいいかと思う。

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