あらすじ
エンタープライズはクリンゴンの艦隊に囲まれて攻撃を受けていて、絶体絶命のピンチに陥っていた。スポックの冷静な状況分析から艦長はクリンゴンの攻撃からの脱出を図ろうとクルーに指示を出すが、言葉の使い方が悪かったために、異星人のクルーたちから猛反発を受け、ブリッジは収拾がつかなくなる。艦長はクルーをなだめるため、地球人のクルーを丸め込もうとするが、時すでに遅しだった。
感想
今年は、「まんが宇宙大作戦」の放送開始50周年にあたる年だという。それを記念して、YouTubeで5分弱の本当に短いアニメシリーズとして制作されたのが、この「very Short Treks」であり、今月に何話か配信される予定である。
最初のエピソードは、結構なドタバタ劇であり、クリンゴンの艦隊に囲まれて攻撃を受け、絶低絶命の危機に瀕しているエンタープライズのブリッジで、事もあろうに艦長の言葉のあやからクルーの猛反発を受け、事態がさらに悪化していくという笑うに笑えない展開になっている。
艦長はカークじゃないようだが、スポックはいるし、「まんが宇宙大作戦」で登場したキャラもいるようなので、その辺の関連性はあり、ラストのオチも含めて、面白い内容になっている。
予告編を見る限りでは「まんが宇宙大作戦」からの引用だけでなく、「スター・トレック:ローワー・デッキ」などからの展開も予定されているようなので、ファンの方は必見である。
YouTubeでの配信なので、音声は単なるステレオ音源だし、英語字幕はついているが日本語字幕も吹替音声もないので、若干視聴には困難が伴うが、日本における「スター・トレック」の新作配信状況が悪い中では貴重な配信だと思うので、必見だと思う。
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