今朝、起きてからiPhoneの画面を見たら、常時表示画面のニュースに、「アメリカ大統領選挙からバイデン大統領が撤退」と書かれていて、「やはりそうなったか」という思いで一杯である。
その後、Yahoo!ニュースでも詳細を知った。バイデン大統領が年齢を理由にトランプ元大統領との討論会で色々失態を犯した事実も知っているし、それを受けて民主党支持の俳優、ジョージ・クルーニー氏が「バイデン大統領の撤退を要望」していたことも知っている。
そして、やはり大きなターニングポイントになったのは、先日の共和党の大会で、トランプ元大統領が共和党支持者の若者に狙撃されるという事件が起きたことだろう。幸いにもトランプ元大統領には大きな被害はなかったが、応援に駆けつけていた市民が犠牲になっている。その時のトランプ元大統領のガッツポーズの写真を見て、「これはトランプ元大統領が再び大統領に返り咲く確率が高くなってしまったな」と実感したものである。
バイデン大統領は任期中、大した成果を挙げていないように思えるし、トランプ元大統領がさまざまな発言を繰り返すので、どうしてもトランプ元大統領の方に注目が集まり、バイデン大統領の影が薄くなっていたのは否めない。また、81歳という高齢なので、どうも政治的判断に信頼性を欠く嫌いがあったようにも思える。
僕自身は政策的には民主党寄りの姿勢に好感を持っている方だが、この状況下では、11月のアメリカ大統領選挙は、トランプ元大統領が再選する可能性が非常に高くなっている。そうなると、かなり世界の情勢が変わってしまうだろう。アメリカ第一主義を掲げるトランプ元大統領が大統領に再選されると、日本への影響は相当なものだと思える。
それがどういう影響になるかは、僕は政治アナリストでもないし、経済アナリストでもないから、見通しを立てることもできないが、少なくとも中国脅威論を振り翳している日本政府の立場が大きく変わる可能性があることは推測がつく。アメリカ軍に頼りっきりだった日本が、アメリカ軍のサポートなしで中国と対等に政治的に動かなくてはならならないのではないかとは思っている。
まだ、民主党の候補者の動向にもよるが、多分トランプ元大統領の再選でアメリカ大統領選挙は決まり、その後の世界秩序は大きく変わってくるというのが、今の僕の認識である。
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